読書メモ: 子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!

先日てぃ先生の子育て本を読んだが、それ以降、子どもにイライラすることも減り、関係もよくなった。もう一冊の本も読んでみた。

読書時間は 2 時間くらい。固定レイアウトでマーカーが引けなかった。

全体的な感想

スゴ技の本は 40 のスゴ技が書かれていたが、この本では、おしたく、とかお片づけとか、お食事とか、よくある場面毎に 127 のポイントが書かれている。書いてあることはスゴ技の本と重なっている。とても読みやすく、サクッと読める。とても読みやすく、サクッと読める。すぐに実践してみたいと思うことがたくさん書かれている。

3 つに要約

127 もポイントがあり、要約が難しいが、重要なメッセージは以下 3 つと思う。

  • 子どもが楽しくなるゲーム要素を入れることで、やって欲しいことをスムーズにやってもらえる。
  • 子どもはまだまだ子どもであり、大人が思っているよりも理解力がまだ乏しいので、それに合わせた声のかけ方が必要。
  • 子どもは甘えたがっており、ちゃんと見てあげて、スキンシップをして、愛情表現してあげることが大切。

気になった部分の引用

10 大人が自分の実況をしつつ声をかけると、こどももつられる

早く準備をして欲しいが、なかなかやってくれないことは多いので、是非やってみたい。

11 片づけたものの数をいうだけで進む

片づけを全然してくれないので、これも是非やってみたい。

18 子どもを主人公にしてストーリーを実況する

10 番のポイントとちょっと似ているが、これもお片づけをやってもらうために、是非やってみたい。

21 スマホを使った食事に集中するウラ技

自撮りアプリで子どもをウサギに返信させるとにんじんを食べてくれるらしい。自撮りアプリは確かに大好きなので、是非試してみたい。

78 「それダメ!」ではなく、やることを具体的に伝える

例えばお部屋を走っていたら「走らないで!」→「歩こうね」。

まさに、「走らないで!」といっているので、伝え方を変えたいと思った。

お水をこぼしたときなら、「なんでお水こぼしたの!」ではなく「お水こぼれちゃったね、何があったの?」と聞いてあげると、子どもは、自分だけではなくて、自分を含めた環境で「何があったの?」と聞かれていると思って、「ひじが当たっちゃったの」というように、起こったことを言いやすくなります。

確かに「なんで○○したの!!」は言ってしまいがちなので、言い方を変えたいと思った。

子どもが、お友だちをたたいてしまったり、お友だちが使っていたおもちゃをとってしまったりーーそんなとき僕たち大人はよく、「自分がされたらどう思う?」とか「相手の子は悲しいんじゃないかな?」と、気持ちを察するように促す言葉をかけることがありますが、じつはこの言葉、子ども達にはほぼ理解できていません。

ではどうすればいいかというと、「自分がされたらどう思う?」ではなく、「ママ(パパ)がたたかれたらどう思う?」と聞いたほうが子どもには響きます。

子どもが他の子をたたいたりおもちゃを取ってしまうのは結構困っていることで、まさに「自分がされたらどう思う?」と聞いてしまっていた。実践してみたい。