TFCC鏡視下手術

金曜~土曜で手首の両手術をしてもらってきました。今回はどちらかというと検査目的の手術です。 10/5 金曜日、10時半ごろに入院の受付を済ませ病棟へ。一緒に病棟へ案内されていた若い女性も手首にサポーターしていたので彼女もTFCCかな?4人部屋の向かいのおじさんもTFCCらしく、その人は14時から、自分が15時からの予定。手術着に着替えて待ちます。前日夜から飲食禁止なのでお腹が減ります。両手手術予定なので足に点滴の針を刺す。「足は痛いよー、先に謝っておくね」と看護師さんは言っていたのでドキドキしたが、たいして痛くなくてよかった。 外来が忙しいらしく、16時の時点でまだ6人患者さんがいるとのことでした。向かいのおじさんはここではなくK病院のほうで診察を受けているらしくて、そこでは外来は100人待ちとからしい。待たされるのはぜんぜんかまわないが、むしろ先生は大丈夫なんだろうか。毎日多くの外来患者を診察し、その後は手術。今日も少なくとも3人、もっとかも。タフだなあ。いったい年間何人の手術をしているの?頭が下がります。 17時ごろに外来の診察をおえたN先生がやってきて、今日は鏡視下で両手の検査・クリーニング(滑膜切除)と、場合によってはピンニング(?)まで、短縮手術はしない、と確認する。ん?ピンニングしたらギプス固定?と思いつつ、まあそれならそれでもいいのでそのままお任せすることにする。程なく向かいのおじさんが手術へ行き、18時半ごろが呼ばれる。 手術台に横になり、いつ麻酔をかけられたのか覚えていないが気がつくとすでに元の部屋のベッドの上。21時過ぎだったか。手は動くしギプス固定されていないのでクリーニングだけしかしなかったんだなと理解する。手術前はアソコに管を通すか通さないかとか看護師さんに相談されていたが、幸い通されていなくてよかった。そのまままた寝る。なんども目が覚め、トイレに行きたかったが動くのがめんどくさいので我慢する。 10/6 071006_1.jpg 昨日何も口にしていないので朝ごはんがおいしい。足の点滴をとって自由になる。手も包帯が巻かれているが別に動かせるし痛くもない。向かいのおじさんは尺骨短縮したようなのでごっついギプスを巻かれている。退院を今日にするか明日にするか聞かれ、迷わず「今日」と答える。向かいのおじさんも今日と答えていたが、その後、タバコを吸いに行ったら急に血圧が下がって体調が悪くなってしまったらしく、車椅子で運ばれて戻ってきた。そしてやっぱり明日退院にすると言っていた。 退院の準備をして待っているとN先生がやってきた。やっぱり関節鏡での検査とクリーニングのみだったみたいで、鏡視下でやれることはすべてやったよ、とのこと。右手はやはりTFCCが切れていて穴が開いているそうです。治すなら尺骨短縮かなーって先生は言っていました。尺骨が特別長いわけではないけれど、「少し」長いし、普通自分くらいの年齢で切れるようなところではなく、回旋したときなどに動的にプラスバランスとなっていて、それによって磨耗している可能性も考えられるらしい。最初、次の診察は2週間後となっていたが、来週に変えてくれた。抜糸しなきゃいけないみたい。 退院の際、手術のときの手首の写真をもらう。内視鏡の写真なので見てもよくわからん。そういえば治療費のことあんまり考えてなかったので支払いの際にちょっとびっくり。でも、手首が元通りになって普通にクライミングできるならお金はいくらでもだすな~。 全身麻酔の手術にもかかわらず、1泊2日で終わるとは非常に助かります。 写真撮影係やりますのでクライミング等には引き続き誘ってください。