07/09/22 Pilgrimage DAY1

9/22 Narita → Bangkok → Bangalore 10日間の休暇をとってHampi巡礼の旅へ。 ハンピはBigUp Productionsの「Pilgrimage」で一躍有名になったインドのボルダリングエリア。就職前に卒業旅行として行こうと考えたりしてたんだけど、そのときは正月に肩を痛めてクライミングは微妙だったことと、トリノオリンピックを観たかったというのがあって結局行かなかった。今回Fontainebleauと迷ったけどフランスはいつでもいけるけどインドは若いうちのほうがよいような気がしたのでHampiへ。 ハンピの情報源はこの辺↓です。 日本語 http://www.dynawall.com/stonemagic/hampi1.html http://www.dynawall.com/stonemagic/hampi06_01.html http://www.parrmark.co.jp/outdoor/nis%EF%BD%88iwaki_travel_03.htm 英語 http://www.canpirra.com/HampiWebSite/Hampi_Home.html http://www.hampi.in/bouldering-in-hampi.htm http://www.javu.co.uk/Climbing/Articles/Hampi/ 動画 http://jp.youtube.com/results?search_query=hampi+bouldering Google Maps


拡大地図を表示 ※Hampi周辺は解像度が高くて遺跡やボルダーがわりとよくわかる。 直前は仕事がわりと忙しくあまり準備もしなかったが、そもそもあまり準備が必要なところではない。パスポートとビザと航空券、それからUSドルのT/Cか現金があれば、あとは普段ボルダリングに行くのとほとんど変わらない荷物でいける。ボルダーマットは借りれるし、着替えも2セットあれば十分。ただし、今回はカメラ関係の荷物がちょっとプラスになっている。手首の調子はどうせよくないので、クライミングはもちろんするけど、クライミング写真を撮りたいというのが今回の旅行のもうひとつの目的。直前にレンズを買い足し「TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II」「TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di」「CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM」3つのレンズを持っていった。 ハンピへはバンガロールかムンバイ(ボンベイ)が入口となる。バンガロールのほうがちょっと近い。バンガロールへの日本からの直行便はなくエアーインディアでも乗り継ぎが必要。タイ航空がバンコクからバンガロールへの便を出していて、今回はタイ航空を利用で↓こんなスケジュールです。 9/22 成田1000→1430バンコク2115→2315バンガロール 9/30 バンガロール2245→0405バンコク0735→1545成田 21 日前までに申し込みが必要な正規割引航空券で9万+燃料サーチャージ等で11万ちょっと。トラベルコちゃんからオンライン予約。インドはビザの申請が必要だけど大使館に行く時間がなさそうだったので旅行会社にビザも取ってもらった。本当はバンガロールからハンピに行くのに夜行列車を利用していきたかったのだけど、どの航空会社を利用してもその時間には間に合いそうになかった。バンガロールからホスペット(ハンピへのゲートシティ)への鉄道は↓こんなスケジュールです。 バンガロール2205→0740ホスペット ホスペット1955→0630バンガロール 成田を10 時に順調に出発。Tシャツしか持ってきていないので飛行機が寒い。日本とタイの時差は2時間、タイとインドの時差が1時間半。バンコクでは乗継まで6 時間ほどあったので、1回入国してバンコク市内をちょっと観光。時間もなかったし3年前にも来ていてそんなに行きたいところもなく、ブラブラしてちょっとご飯を食べただけ。一度出たため再チェックインの際にはAirport Taxとして700バーツが必要になった。 070922_1.jpg タイ国際航空 070922_2.jpg 成田→バンコク機内食 070922_3.jpg070922_4.jpg バンコク市内 070922_5.jpg バンコク市内 バンガロールへの飛行機はちょっと遅れて出発。機内はインド人ばっかになった。機内食はVEGとNON-VEGで明確に分けられている。インド人はアルコールはあまり飲まないのかと思いきや、ハイネケンとかスコッチとかガンガンおかわりしている人もいた。しかし飛行機は寒く、凍えてしまう。 バンガロールに24時前に到着。今回はお金は基本はUSドルのT/Cで持ってきた。ほかに一応円のT/Cと、ドルのCash、円のCashも少しある。ハンピでT/C が両替できるかよくわからなかったので、空港でとりあえず旅行中必要になりそうな分を全部両替した。空港でのレートは1ドル=38ルピーだった。1ルピーは約3円。モンベルのザックカバーをつけた日本人の女の子がいたけどちょっと挨拶しただけ。女の子ひとりはなかなか勇気がいると思う。 Hampi経験者のたっくんに直前に話を聞いたところでは夜中2時過ぎにバスに乗ったとのことだったので、プリペイドタクシーでバスターミナルへ行ってみる。噂に聞いていたとおり、運転は激しく荒くクラクション鳴らしまくり。着いてみると人はたくさんいてバスを待っているのかその辺で寝ていたりするが、Hospet行きのバスはすでに終了している模様。時刻表には9:00~23:30と書いてある。フラフラしているとたくさんの人からホテルとかリクシャー(※1)とかいろいろ声をかけられ、結局案内してもらう。値段とレベルを伝えればちゃんとそのとおりの部屋へ案内してくれるようだ。相場とかよくわからなかったけど、100ルピー、ベッド、この近く、という条件を伝えたらちゃんとその通りなところへ案内してくれた。看板も何もないところで、一人でたどり着くのは絶対に無理。その分ちゃんと案内料を要求してくる(※2)。20ルピー。さらに、日本のコインが欲しいというので50円をだしたら欲しがらず結局100円をあげた。穴の開いたコインは人気がないのかな?ガイドさんやゲストハウスの人と久しぶりに英語で会話をしたが、思った以上に英語力が低下しているのか、インドなまりに慣れていないのか、会話に非常に苦労した。部屋はドミトリーでベッドが8人分くらいあってすでに何人かインド人が寝ていた。 ※1 オート三輪のタクシー。インドの町はリクシャーであふれかえっている。タイでいうトゥクトゥク。語源は人力車らしい。 ※2 頼んだ場合はもちろん、そうでない場合も、いつの間にかガイドをして最後にガイド料を要求するというのはその後もよくあったパターン。無茶な額を要求されはしないし、自分が適切だと思う額を渡せばいいと思う。