読書メモ: マンガでわかる! 仮説思考

会社のSlackのコンサルタントとしてのスキルを高めるにはどうしたらよいのかというスレッドの中で紹介された中で一番とっつきやすそうだったので買った本。

何事にも慎重な日本人は、情報収集や分析を重視し、意志決定を先延ばししがちです。

ちょうど自分の資料作成方法が、この状態になっていると感じた。時間ばかりかかって何もできあがらない。いろいろ調べてから資料を作ろうとするのではなく、資料のアウトラインを先に作ってそこを埋めてくべきだ。

選択肢を広げる情報に価値はない

最近のプロジェクトで、お客様から、いろいろ選択肢はあるけれど、結局どうしたらよいのかとよく言われていた。選択肢を掲示してお客様に選んでもらうのでよい場面もあるかも知れないが、選択肢を絞ってこうすべきと言えるのがコンサルタントの価値である。

論点思考とは、解くべき問題(論点)を定義し発見すること

解決できないときは、そもそも問題設定を間違えている可能性があるため、視座を上げて問題を考える必要がある。イシューツリーを書こう。

上司や顧客から問題点の改善を求められたとき、その依頼主があまり関心を持っていないところ、気づいていないところに真の問題が潜んでいることが多い

これはCustomer Obsessionとしてよく言われていることだ。

コンサルタントは、解決できて、簡単に実行でき、効果の高い問題のことを、「筋がいい問題(論点)だ」と表現します。

この3つの観点でも問題設定を見直すことが必要。

半分はマンガだが、読書時間は1時間半くらい。読み飛ばしてはおらず、わりとちゃんと読んでしまった。